海を二つと山を五つ、大きな野原と、砂漠と、深い谷を超えた先にある 遠い遠い、銀の国でのお話。
「東の深い森にはおそろしい獅子と、それを遣う魔女が住んでいるんだって。」 「もう何人も見たって言う奴が居るんだ。」 「うっかり怒らせると、喰われてしまうそうだよ。」
人々は口々に噂し、長い間、森に入る者は居ませんでした。
ある日、一人の少年が森の入り口にやってきました。遠雷轟く空と 深い森の境を見据え、一呼吸おいてから、決心したように歩き出しました。
「森にライオンは住まないよ。」 そう言って、東の森へと向かいました。
―少年がそこで出会ったのは 美しい森の風景と大きな金色の生き物、 そして…。
怖いと思っていたものが、本当は怖くなかったり なにげなく道端に咲いているお花が、すごく美しく見えたり
ちっぽけなパーツが、宝物に変わったり…人の心を投影して、世界は千変万化します。
らいおんの森の美しい自然や動物のモチーフは、持つ人に勇気と元気を分けてくれます。
らいおんの森の日々
動物とお花がモチーフの雑貨やアクセサリー
これまでに作ったもの